損保会社の一般営業とは
前回までのエントリーで、損保会社の法人営業部(大企業向け営業部署)について書いてきました。今回は"一般営業"について解説します。
端的に言うと、一般営業とは大企業及び大手ディーラー以外の営業を担当する職員です。要は営業における『何でも屋』的な存在であり、会社からは『便利屋』の様な扱いをされています。以降で一般営業の他との違いを解説していきます。
1.取引担当先(お客さんは誰か)
上に書いた通り、一般営業は下の2つを除いた取引先を担当します。
-大企業グループ:法人営業部が担当(一般営業の担当外)
-大手ディーラー:自動車営業部が担当(一般営業の担当外)
では上記以外の取引先がどこかと言うと、①地場の自動車ディーラー、②中古車販売業者、③自動車整備工場、④地場の不動産会社(仲介業者など)、⑤保険代理店などです。
①-④は副業として保険を販売しているケースが多く、あくまで副業のため保険商品を必ずしも熟知している訳ではありません。ですので、電話や訪問等で職員がフォローしてあげるのです。
⑤の保険代理店は保険販売の手数料でお金を稼いでいる、保険のプロの方々となります。個人のお客様へ保険提案をしている保険代理店が多く、企業の保険(例えば工場への火災保険など)については損保社員がフォローすることがよくあります。
仕事内容の詳細は後日書いていこうと思います。
2.一般営業の営業訪問先(イメージ)
法人営業/大企業営業の場合、大企業の保険代理店子会社に訪問することになるので、市の中心部のオフィスビル/雑居ビルに訪問することとなります。が、一般営業の訪問先はそれとはちょっと違います。こんな感じです。
どうでしたでしょうか。一般営業の訪問先はこんな感じなのです。
東京海上、三井住友海上、損保ジャパン、あいおいニッセイ、AIG損保のどこに入社しても、高い確率で、最初の営業先への配属でこういったところを訪問することになります。
たぶん入社後のカルチャーショックの1番がこれじゃないかなーと個人的には思います。私はそうだったので。
ただ少しフォローすると1週間で慣れるので大丈夫です 笑。
コバヤシ