ニューヨーク現地採用れぽーと

米国の銀行で現地就職したケースのレポートです。

損保業界に新卒で就職するためには?

雑記です。

 

私は今は銀行ですが、6年間損保ジャパンにお世話になりました。損保ジャパン側の面接官として採用面接にもかかわっていたので、採用する側から見て、どんな学生を通したいか書いてみます。

 

結論から言うと、『きちんとした服装で』、『自分なりの志望理由があって』、『業界や弊社(損保ジャパン)を知ってる人』は採用したいと思います。

 

『きちんとした服装で』という点ですが、これは就職活動においてクリーニングされたスーツを着て(シャツは白で)、長すぎないくらいの黒髪で(男性は)、靴が磨いてあって汗臭くなさそうという普通の就活生のみなりのことです。

もちろん個性的な服装とかでもいいんですけど、サラリーマンをやる以上は組織で動くため組織のルールがあります。組織のルールをいちいち言わなくても守ってくれそうな人かどうかをチェックしてるって感覚ですね。変な言い方をすれば、採用のボーダーライン上にいる学生が大半なので、変わってる人よりは無難な人を取りたいということでしょうか。夢も希望もなくてスイマセン。

 

『自分なりの志望理由』は一番大事だと思います。損保業界の場合は「社会のために必要と思って志望してます」という方が多いのですが、皆さんそれを志望理由に上げるので、その志望理由だと弱いです。他の学生さんとの差別化が必要と言いますか。

その上で言えば、自分の経験から志望理由を言える人は採用したいと思いますね。例えば、損保のコールセンターで働いていてその実務体験をベースに『社会のために必須であり、自分も携わりたい』と言えれば取りたいと思いますね。

 

『業界(会社)を知っている』というのもポイント高いです。自分がやりたい業務内容を的確に理解していて、その上でそれにチャレンジしたい学生は魅力的に映ります。なぜならば自分が会社に入った後に何をするのかを調べる能力・行動力があり、その仕事のマイナス面も踏まえても挑戦したいという覚悟があるからです。

業務内容をマニアに語る必要性はないですが、自分が何をすることになるのかぐらいは調べてもいいと思います。例えば損保の営業の場合、ディーラーや整備工場を営業先で回ることになるんですけど、そういう部分まで確認してる学生さんは少ないですね。損保の場合は会社からの車両購入の斡旋があり、新人の営業マンは(得意先のディーラーから)車を買わなければならないみたいな暗黙の了解があるんですけどね。

 

コバヤシ